洋裁サロン 展示風景01

洋裁サロン 展示風景02

洋裁サロン

原田和枝先生(1919年生)が、大阪の心斎橋で初めての洋装店を開いたのは昭和24(1949)年だった。その後平成15(2003)年にサロン「原田服飾」を閉じるまで、55年間にわたって、オートクチュールデザイナーとして洋装サロンを維持してこられた。この間、日本デザイナークラブをはじめ、数々のショーや毎日女流芸術家展や西宮市芸文協会などへの出品のみならず、長年にわたって役員や審査員として活躍された。
 ここでは、ご提供いただいた作品のうち、オートクチュールならではの手技や形・色・素材の趣向が多彩に追求されたものを展示している。とりわけ、『私のきもの』(のちに『モード・エ・モード』に書名を変更)にのせられたものやモデルの判明できる作品を取り上げている。世界的な洋裁文化隆盛期の立役者、ディオールをお手本として、本物の洋服作りを目指したデザイナーとしての仕事ぶりの一端をご覧いただきたい。