武庫川女子大学の洋裁教育 展示風景01

武庫川女子大学の洋裁教育 展示風景02

武庫川女子大学の洋裁教育

 武庫川女子大学は、昭和14(1939)年、校祖公江喜市郎によって、その前身の武庫川高等女学校として開学。戦争をはさんで、昭和24年に武庫川学院女子大学、昭和33年に新制武庫川女子大学となった。高等学校、中学校、小学校及び幼稚園の教諭を養成することを目的とした。そのため学生は、家庭科の先生になるという目的意識をもって日本国中から集まった。「教員になるための裁縫教育」が特徴であった。
 本学には二部もあり沖縄出身者が多く、グンゼ株式会社やキューピー株式会社の集団就職の地方出身者も洋裁を学びに来た。学校の門前には、会社からの送迎用バスが並んだという。また神戸から通う学生が多く、三宮の高架下に生地を買いに行ったものだという。学生生活は、教育実習、夏休みの特別授業(フランス人形作りや刺繍などの手芸が中心)、高島屋へのファッションショー見学など、充実した教育が行われた。
 ここでは、昭和28年入学の大学、短大の教科書や授業ノート、ファッションショーの写真などから、当時の洋裁教育の様子を見ることができる。